【中学3年生】数学の点数を上げたい受験生と保護者へ
数学の点数を上げたい受験生のタイプ別アドバイスをしていきます。
このページは中学3年生とその保護者向けのページになっています。
※点数別の中に想定できるタイプのアドバイスがあります。
タイプ別 数学の点数をアップさせるアドバイス
色々とタイプ別に書いてみましたが、実際には十人十色どころではなく、本当に個別に違います。参考程度にお読みいただき、なにか当てはまる場合は受験勉強をする上での指針にしていただけたら‥と思います。
受験の点数は50点満点or100点満点ですが、このページの点数は100点満点としての話しとお考え下さい。
80点から更に上を目指したい人
毎回80点程度取れているのであれば、基礎基本はシッカリと理解してできているのだと考えられます。
この点数帯の場合、少し難しい応用問題が解けない人と、応用問題は解けるけど何らかのミスで点数を落としていると考えられます。
応用問題が解けない場合、解けなかった問題の類似問題を3~4問解いてみましょう。
その時解けなくても、理解して解き直しておきましょう。
1回目で解けなかった問題は、1~2週間後に再度チャレンジしておきましょう。
苦手な問題を克服する『タイムリミットは受験1か月前』です。
ミスで点数を落としている場合は、テスト形式での練習をしておきましょう。
実力テスト・模試等の過去問でOK!
時間配分に気をつけ、見直しの時間をシッカリととります。
テストの見直しは、「あっているかな?」ではなく、「間違いが必ずあるから、間違いを見つけてやる!」というような意識で見直してみましょう!
難しくて解けない問題があっても、最後まで粘るのは禁物です。テストでは『取れる点数をシッカリ取る』というように意識を変えましょう。
60点から更に上を目指したい人
60点からなかなか伸びない‥という人は、基礎基本がある程度できていますが、抜けている基礎・基本があるハズです。
前回の模試や実力テスト等でできなかった問題の単元を、基礎からやり直してみましょう。
受験対策問題集などであれば、1単元2~3時間でやり直せます。
この点数帯で伸び悩む人の中に、問題を勘違いするタイプの人も結構います。
問題慣れしていない場合も多いので、基礎を見直したら、模試や実力テスト等の過去問で、問題をよく読んで「問題を理解する」ことにフォーカスして取り組んでみましょう。
また、基礎基本の問題はしっかり点数になるけど、少し難しい問題が解けない‥という人もいます。
その県によって傾向が違うのですが、いつも正解はしないけど、ある程度理解できている‥もう少し頑張れば点数になりそう‥という単元の問題を重点的に取り組んでみましょう。
基本は、【問題に取り組む】⇒【正しい知識を入れる】⇒【間違っていたらやり直す】・・・【1~2週間後にもう一回やってみる】の繰り返しです。
やり方だけ覚えようとしている‥という人もいます下(↓)の記事も読んでみてください。
40点から更に上を目指したい人
この点数帯で伸び悩んでいる人は、基礎的な問題が解けていない人です。
※色々な県の受験問題を見ましたが、基礎基本の問題が解ければ60点くらいまでは取れるハズです。
苦手分野が多いと考えられますので、応用問題ではなく基礎・基本の問題を繰り返し解くことをおススメします。
小学校の算数での内容を忘れてしまっている人も多いので、分数のたし算・ひき算や割合、みはじの計算、平均の計算等、苦手にしている部分は早めに解決しておきましょう!自分で解決できない場合は、先生か友達に教えてもらえるといいですね。
また、やり方だけを覚えようとして失敗している人が多いので注意が必要です。単元テストや定期テストでは点数が取れるのに、模試・実力テストでは点数が取れない!という人はこの『やり方の罠』にハマっている人も多いんです。
「公式」や「やり方」にばかりこだわって、基本的な考え方ができていないと「やり方」のちょっとしたミスで問題が解けなくなります。範囲が狭い単元テスト等では点数が取れますが、範囲が広くなると、覚えきれずに点数が取れない‥という事になってしまします。
今まであまり点数になっていなかった単元だけでもいいので、「やり方」や「公式」だけを覚えようとせず、『なぜそのような計算をするのか』というこを、チョットでもいいので考えてみてくださいね。
そういう基本的な理解度の違いが模試の点数の差になりますので‥
40~50点を目指している人
基礎・基本の問題が解ければ、少しミスをしても40~50点は取れますので、基礎基本ができていない‥という事になります。中学校の内容以前の、小学校の内容もあやふやなところがあります。一人で勉強を進めるのは難しいので、誰か(中学校の先生・塾の先生・親・友人・家庭教師etc.)に頼ることをおススメします。
特に1~2年生の内容+小学校の内容(割合や単位の変更等)を重点的に勉強しておくことをおススメします。
コレは、高校に行った後にも困らなくするためでもあります。
今後も色々とお知らせしていきます^^;