文字式の総合問題【中学1年生 数学】問題と解説~1~
文字式の基本となる部分ですので、受験対策としても見直しておくといいですよ!
この記事は中学1年生向けです。文字式が苦手な中学2~3年生にもおススメします。
文字式の総合問題 ~1~
問題:文字式の総合問題 ~1~
※今回の問題はサイトで表示しにくい問題ですので、PDFだけです。
※考えすぎも良くないのですが、考えないのはもっとダメですので‥勘違いの無いようにお願いします^^;
しかし、分からないまま終わっては勉強になりません。答え合わせのときに、答えや解説を見て、理解できるようにしましょう!この「理解する」‥という部分には時間を使っていいんです。そして、理解したら解説を見ずに「解き直してみる」ようにしましょう!
※解けなかった問題を「理解する」「できるようにする」ことに時間を使おう※
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文字式の総合問題 ~1~ 解説と解答
※文字式の基本的な計算などは 文字と式 ~1~ /
文字と式 ~2~
/ 文字と式 ~3~ / 文字と式 ~4~ で確認してください。
問題【1】の解答
(1) 5a (2) $y^3$ (3) ab (4) $ -xy $
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問題【2】の解答
(1)4a+20 (2)$ -6x+3 $
(3)$ 2x+3 $ (4)20a-10
(5)$ 6x+10 $ (6)$ 11x-7 $
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問題【3】の解答と解説
$ A=2x-3 $、$ B=x+2 $ となっていますが、代入する時は$ A=(2x-3) $、$ B=(x+2) $ と考えましょう。
A、Bの係数がプラスの値なら問題はないのですが、マイナスのとき間違える場合があるからです。
例えば、$ -A $ にカッコをつけずにそのまま代入して $ -A=-2x-3 $ とすると間違いです。この場合は、$ -A=-(2x-3)=-2x+3 $ が正解です。
上のことを注意しながら代入して計算しましょう!
(1)の問題
A+B
=$ (2x-3)+(x+2) $
=3x-1
(2)の問題
2A-3B
=$ 2(2x-3)-3(x+2) $
=$ 4x-6-3x-6 $
=$ x-12 $
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問題【4】の解答と解説
マッチ棒の規則性の問題です。
こういう問題は、慣れるまで下のような表を作ることをおススメします。
正方形の数 | 1 | 2 | 3 | 4 | ・・・ |
マッチの数 | 4 | 7 | 10 | 13 | ・・・ |
増えた数 | +3 | +3 | +3 | ・・・ |
増えた数が「+3」で固定だという事に注目します。
正方形が5つになると、4つ目の「13」に「+3」なので「16」となります。
正方形6つ目は、「16+3」で「19」となります。
n個の正方形を作るのに必要なマッチ棒も増えた数が「+3」ということを使います。
3個ずつ増えていくので【3n】を基準に考えます。
3nのままだと、nが1のとき‥3 となり、マッチ棒の数が足りません。
nが1のとき「4」になるように『3n+1』とします。
一応、確認のため、n=2の場合、n=3の場合‥と、確かめてみましょう!
答え(1)19本(2)3n+1
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問題【5】の解答と解説
3cmずつ重ねて貼るので、【$ a-3 $】ずつ増えていくことになります。
【4】の問題と同じようにn枚目までの長さは、【$ n(a-3)+3 $】となります。
【$ n(a-3)+3 $】に(1)n=3、(2)n=20を代入します。
(1)$ 3(a-3)+3=3a-6 $
答え $ 3a-6 $ cm
(2)$ 20(a-3)+3=20a-57 $
答え $ 20a-57 $ cm
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