【冬休みの受験対策】受験生へのアドバイス(中学3年生)

2020年12月28日

今日、受験生から質問があったのでBLOGの方でもシェアしたいと思います。
「冬休みに何を勉強すればいいのか!」ということです。

※この記事は受験生(中学3年生)とその保護者向けの記事になっています。

何を勉強すればいいのか

勉強は何でもしていればいい‥というわけではありません。
その時その時で『何が必要なのか』『どうすれば効率が良くなるのか』‥という事を考えて勉強した方が成果は上がりやすくなります。

当塾の地域は今日から冬休みなんですが、受験生から「この短い冬休みの期間に何を勉強すればいいのでしょうか」という質問があったので答えていきたいと思います。

 

時期的な考え方

中学生イメージ時期的に、受験の約2か月前になりますので、この1か月間は、理科や社会の基本問題の解き直しをメインに考えていけばいいと思います。
あとは数学で苦手な単元があれば、基本問題だけでも解けるようにしておきます。

当塾では基本的に、10月までに国語・数学・英語の1・2年生の全範囲+3年生1学期までの基本問題は終わらせておくようにしていますし、その後は定期テスト対策で2学期分の見直しは終わらせています。

受験1か月前から過去問を解きますが、その内容を理解したり覚えたりするためにも基礎固めは重要です。

基礎基本をおろそかにする中学生ほど成績が伸びない傾向にあります。
1回やった‥2回やった‥くらいで成績が上がれば誰も苦労はしません。
覚えるまで、なるべく早いペースで繰り返し勉強しましょう!

 

個別‥成績での考え方

中学生の数学 図形イメージ今回相談してきた生徒は、国語と数学が合格点をクリアしていて、英語がもう少し‥、理科と社会でプラス15点くらい狙いたいな‥という状況でした。

ですので、上記のアドバイスくらいで済むのですが、数学や国語が合格基準点に達していないとかなり頑張らないとキツくなります。

どのくらいの点数を狙うかにもよりますが、数学に関して言うと、公立高校でしたら基礎基本の問題が出来れば60%程度の点数が取れるハズです。もう少し伸ばしたい場合は、過去問の傾向を分析し、基礎基本プラスアルファの部分をとれるようにしていくことです。例えば、福島の公立高校でしたら、基礎基本+方程式の応用問題と図形の証明問題をできるようにしておく‥とかです。

全体を見直すことも重要ですが、どこで点数をプラスにしていくのかを考えて勉強することも重要です。

 

苦手分野をどいう考えるか

苦手分野に関しては、本当に人それぞれアドバイスが違います。

極端な話、苦手分野を0点として考えても合格点に達する場合は、苦手分野を勉強しなくてもいい‥といいますし、その分野の点数がどうしても必要な場合は、苦手を克服して「点数が取れる問題」になるまで勉強します。

上の話しは両極端な気がしますが、苦手な分野でも全く点数にならないのは困ると思います。
しかし、どんな分野でも基礎基本の問題はカンタンで点が取りやすい傾向にありますので、『苦手分野でも基礎基本だけはやっておいたら?』というのが無難な回答なのかもしれませんね^^;

↑受験生の状況が分からないと何とも言えませんし、自分で分析しても、やりたくない感情が入って、正確な分析が出来ないような気がしますので、無難な簡易等にさせていただきました^^;

 

受験生の冬休みの勉強 まとめ

全体の『基礎基本問題の解き直し』特に理科・社会の基礎・基本は2~3周するくらいの気持ちで!
※この時期に、時間をかけず早く問題を解けるように、準備しておくことが重要なんです。

教材に迷ったら、↓のような適度なボリュームの問題集を2周くらいしてみましょう!
 

入試1か月前からは過去問を解きまくることをおススメします。
その前に基礎・基本の勉強が疎かになっていると、理解するにも時間がかかりますし、身に付きにくくなります。
難しい問題も、
基礎・基本があってこそ、理解して覚えられる。このことを覚えておいてくださいね!