【質問の解説】方程式の応用問題:みはじの問題
今回は方程式の応用問題で「みはじ」を使った問題になります。
応用問題はほんの少しのイレギュラーな要素があるだけですから、「解らない」と頭を抱えず、落ち着いて考えていきましょう!
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方程式の応用問題:みはじの問題
みはじの問題は、道のり=道のり もしくは 時間=時間 という方程式を考えればいいので、かなり単純です。
みはじの要素の中で、取り扱いに注意が必要なのが「は」=速さです。
道のり+道のり は合計の道のり、時間+時間 は合計の時間‥となるのですが、速さ+速さ は、?となります。
問題を読み「み」「は」「じ」の情報をまとめるところからスタートしていきましょう。
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質問があった問題(改)
質問があった問題を少し変更して掲載しています。
ゆかさんは,家から図書館まで往復するのに,行きは分速60mで歩き,図書館で30分調べ物をして,帰りは分速80mで歩いて家に帰ったところ,合計で100分かかりました。家から図書館までの道のりを求めなさい。
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問題の考え方と解説
まずは情報の整理とまとめをしていきましょう。
問題から読み取れるのは、
「み」‥道のりはわからない。
「は」‥行き「分速60m」、帰り「分速80m」
「じ」‥合計100分、図書館にいた時間30分
というところですね。
この時点で、移動にかかった時間は何分間か解りますか?
家を出てから帰るまでにかかった時間は100分間で、その間に30分間図書館にいたので・・・
往復にかかった時間は70分間‥ということになります。
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方程式を作るポイント
みはじの問題は、道のり=道のり もしくは 時間=時間 という方程式を考えればいいと伝えましたが、一番計算がラクなのは、道のり=道のり ですので、できれば道のり=道のり で方程式を作ることをおススメします。
道のり=速さ×時間 で、その他の「速さ」と「時間」を表す式は分数になってしまうからです。
ちなみに今回の問題だと 道のり=道のり でも 時間=時間 でも、どちらでも方程式を作ることは可能です。
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道のり=道のり の方程式
道のりを表す式は【速さ×時間】です。速さは分かっているので【行きの時間】と【帰りの時間】をxを使って表すことができればOK!
【行きの時間】を「x」とすると、
【帰りの時間】は「70-x」となります。
なぜ突然70が出てきたの!?という人は少し上にもどって赤字の前を読んでみてくださいね!
時間が表せたら【道のり(速さ×時間)】=【道のり(速さ×時間)】の方程式を作ってみましょう!
ちなみに今回の式は 行きの道のり=帰りの道のり となっています。
その式が 60x = 80(70-x) この方程式を解きます。
60x = 80(70-x)
60x = 5600-80x
60x+80x = 5600
140x = 5600
x = 40
xは40ということが分かりました。
では答えは・・・40?40m?40km?
なんかおかしいですよね?
方程式や文字式を解いた時に、自分が今計算して求めたのが何の数字なのか‥ということをいつも意識しておきましょう!
今回のxは行きの時間でした。
問題で求められているのは『家から図書館までの道のり』ですので、もう一度計算【道のり=速さ×時間】をする必要があります。
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問題の解答
答えは、2400m もしくは 2.4 km となります。
もし、余力があるなら【時間】=【時間】の方程式も作って、解いてみると更にレベルアップできるのでやってみてくださいね!
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