中学生の自学‥なにを勉強すればいいのか分からない人へ

2020年12月23日

自学で何を勉強すればいいのか分からない‥という中学生と話をしたので、私がおススメする自学の勉強方法をお伝えします。
この記事は、自学で何を勉強すればいいのか困っている中学生とその保護者向けの記事になります。

自学で何を勉強すればいいのか

早速ですが、自学で何を勉強するのかという答えはいつも決まっています。
中学生が自学で勉強すべきなのは「学校ワーク」です。

これを言うと、

「いや、学校ワークはやっています」

という返事が返ってきたりしますが、意外とできていないのでお伝えしますね。

 

何回繰り返し勉強していますか?

学校ワークは勉強しているものとして話を進めますが、「何回くらい繰り返し勉強をしていますか?」「その全てを正解できるくらいやり直しましたか?」ということなんです。

学校ワークは2~3回繰り返し勉強するのは当たり前ですし、2~3回やったとしても、少し時間をあけると忘れてしまう事もあります。

暗記の方法にも似ているのですが、繰り返し学習することで、短期記憶から中期記憶へ、中期記憶から長期記憶へとグレードアップするんです。

また、計算などについては忘れにくいものですが、少しでも早く正確にできるようにしておきましょう。
これは、運動と同じですね。速く走れる方法を知っていたからといって、早く走れるわけじゃないんです。トレーニングしないと早く走れません。計算も、基本的なルールを知っているだけでは早く正確な計算はできませんので、繰り返しトレーニングしておきましょう!

 

同じ問題ばかりやっても効果がないのでは?

と、タイトルのような質問をされた保護者がいらっしゃいました。
私から言わせると、

「全部できるようになってから言ってくれ!」

という感じです。

あと、補足ですが、数学においては「解き方」や「やり方」を暗記しない方が点数が伸びることが多いんです。
同じ問題ばかりやっていると、「解き方」や「やり方」を暗記してしまう人もいると思いますが、なぜそのような解き方になるのか、原理を理解するようにしましょう。

基本的に、同じ問題はテストには出ないと思って勉強するといいですね。
同じ問題は出ないけど、似たような問題(類似問題)が出ますので、その似たような問題を解けるような力をつけましょう‥という事になります。言い回しがややこしくてすみません。。

※やり方の暗記が悪いわけではないんです。このサイトの中でも、このやり方は暗記しましょう!としている部分もあります※

 

効果的な勉強方法

今日覚えたことの半分くらいは、明日の自学の時間までに忘れかけています。
ですので、次の日も同じところを勉強すればいいんです。
そうすると、もう少し覚えていられる時間が長くなります。
次の2日間は別な勉強を繰り返し、その次の日にもう一度やり直すと、かなり忘れにくくなります。

定期テスト前には更にもう一度解き直しましょう!

 

暗記が苦手だ‥と思っている人へ

暗記をしていると「覚えやすい人」と「覚えにくい人」に分かれるのですが、それは元々持っていた知識量の差だったり、興味の差であることが多いんです。

中学生になって初めて勉強するということは、結構少ないんですよね。
中学生の勉強は【元々知っている内容+新しい知識】‥という内容が多いんです。

小学校で基本的な知識を習っていることもありますし、テレビ番組などで覚えていることも多いと思います。
そして、興味があることは覚えやすく、興味がないことは覚えにくい‥。
仕方がないことですが、興味がないことでも何か面白い部分を見つけていくことができるといいですね。。

言いたいことを言った気がしますが^^;
本当に、学校ワークを使い倒してください。全て解けるくらいに‥
※受験生には当てはまらない内容もあります※