数学の勉強のやり方

2020年9月26日

むずかしい話をするつもりはありませんが、
このサイトの基本的な考え方にもなるので、
『中学生の数学とは』の部分だけでも
一度は読んでいただければ‥と思います。

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中学生の数学とは

中学生の数学は『算数』の発展であり、『数学』の基礎的な部分を学ぶことになります。
『数学』の入り口の部分ですね。

中学で学ぶ数学は
『何か求めたい数量があって、それをカンタンに早く求められるようにすること』
なんですよ。

ほとんどの人は数学者になるわけではないですからね。
知っていて、使えたら便利なもの‥くらいに考えていてもOKです。

数学は『何か求めたい数量があって、それをカンタンに早く求められるようにすること』なので、難しく考えちゃダメですよ!カンタンに早く求めるために学んでいるので難しく考えることはない‥これ、重要です。

ちなみに、いまだに数学なんか社会に出てから何の役にも立たない‥とか、方程式なんか卒業してから一回も使ったことがない‥なんてことを聞くことがありますが、それは大きな間違いです。

方程式自体を使わなくても、方程式の考え方って仕事でも私生活でも、様々な場面で活躍してくれますし、関数は知らず知らずに使っていることも多いのではないでしょうか。
証明の問題は分析をしたり、誰かに説明する時とか普段の会話の中でも論理的な話し方ができるようになります。

数学を使っていないという人は、数学的考えを「使えない」もしくは「使っていることがわからない」という人だと思います。
数学って、数学を学んでいるだけではないんです。数学で学んだ知識を便利に使えるようにしましょう!

※本来の数学の定義とは全く異なります。

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数学の勉強のしかた

勉強は何でも暗記から始まります。数学も同じです。
まずは言葉・用語の意味を理解し、覚えましょう。「絶対値」や「自然数」などの言葉を忘れてしまうと、問題文の意味すら分からなくなってしまいますからね。

そして、覚える「公式」や「やり方」は極力減らすこと。

計算のやり方を覚える方法では、人生の中で何の役にも立たなくなります。範囲の狭い単元テストや定期テストではソコソコの点数が取れたとしても、範囲が広くなる受験では通用しなくなったりもします。

普段の勉強の中では、
とにかく問題を解く → 問題を解いたら丸つけをする → 出来なかったところは答えや解説を見て理解する。覚える → 問題を解きなおす。という感じになります。

ダメなパターンは、
・丸つけをしない‥やっただけになってしまう。
・答えを写してしまう‥出来ないところはできないままになってしまう可能性が高い。

大事なのは、理解できたと思ったら自分でやってみるということです。
「理解した」と「できる」は別モノですから、ご注意ください。

それでは、それぞれの注意点を説明していきますが、数学は次の分野につながりがあるということを意識しておいてください。
1年生も2年生も3年生も数学の始まりは計算です。
全ての教科書をチェックしたわけではありませんが、1年生は「正負の数」で、「負の数」を覚えて「文字式」の計算を学んでいきますし、2年生は「文字式の計算」、3年生は「多項式の乗除」あたりを学習すると思います。そしてチョット違いはありますが「方程式」を学び「関数」に入っていきます。
全学年「関数」の分野まで、全て次のステップにつながる学習になります。

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計算問題

計算は早く正確に!が基本です。

速く走れる方法を知っていても速く走れないように、計算も計算方法だけを知っていても計算ができるわけではありません。日々のトレーニングが重要で、昨日よりも少しでも早く正確にという目標で100%完璧!を目指しましょう!

数学のテストで時間が足りなかったという人の多くは、計算のスピードが遅い傾向にあります。問題を解くためには、考える時間が大切です。だから少しでも早く正確に計算ができれば‥有利ですよね。

文字式

文字式はまずは計算、そして文章問題で「文字式を作る」という順序で学びます。
計算は「速く正確に^^;」そして文章問題の文字式は「文字式の意味を考える」ということを常に意識して学習に取り組みましょう。
計算問題での文字式は意味のない文字式だったかもしれませんが、文章問題の文字式は意味のある文字式です。その文字式は何を表しているのかということが分からないと、方程式の文章問題で困ってしまいます。

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方程式

方程式でもまずは「計算」のやり方を覚え、文章問題で式を作ることを覚えます。
文章問題は考える(意味を理解して式を作る)問題になります。「国語」などに比べると非常に短い文章なのですが、意味が理解できないという人が多いのがこの分野になります。
情報の整理を上手にすることがポイントになります。個別の解説ページを後日作成しますので、考え方の基本をそこで学んでいきましょう。

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関数

文字式から方程式、そして関数までが一連の学習の流れとなります。
文字式ができるから方程式ができる。方程式ができるから関数ができる。というようになっています。
ここで重要なのが基本となる式とグラフの意味を理解して覚えることです。

xとyはともなって変化する数値。比例の式は y=ax 、一次関数なら y=ax+b 反比例は‥。
aにはどんな意味があるのか、bにはどんな意味があるのか‥グラフはどうなっているのか。
そういった基本的な式の意味を理解し確認ていきしましょう。

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勉強方法について

中学生の勉強方法 ~ 効率の良い暗記方法 ~
色々な暗記方法がありますが、まずはこの方法を試してみよう!

中学生の勉強方法 ~ 復習とノートの使い方 ~
上の暗記方法を上手く活用するためのノートの使い方と復習方法です。
全部をやろうとしなくてもOK!改善のヒントにしましょう!

中学生の勉強方法 ~ 何を勉強すればいいのか ~
『勉強する習慣がない中学生』『平均点以上を目指す中学生』が何を勉強すればいいのかということをお伝えしています。

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(追記予定)

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Posted by タカ