多項式・因数分解の利用(1) ~中学3年生の数学~
.
多項式・因数分解の利用(1)
多項式と因数分解の利用(応用問題)には、計算をくふうする問題と文章問題の証明問題があります。
今回はその中でも『計算をくふうする問題』を中心に、例題を使った解説を進めていきます。
.
因数分解の利用<基本的な考え方>
因数分解の『共通因数をくくり出す因数分解』と『乗法公式を使った因数分解』に上手くあてはめて考えるようにしましょう!中学生の数学は『求めたい答えにカンタンに早く、正確にたどり着けるようにするための学問』だと考えています。ですので、なるべくカンタンにできるように考えていきましょう!
.
因数分解の利用<くふうして計算する例題>
問題を解いてからヒントを読んでもいいですし、問題を解く前に下のヒントを読んでもOK!
自分の状況に合わせて進めてね!
.
問題のヒント
(1)と(2)は同じ考え方でできる問題です。
(1)19を(20-1)と表します。
(2)28を(30-2)と表します。
(3)二乗の数字から二乗の数字を引く‥どこかで見たことがあるカタチですね。乗法公式を使って因数分解してみましょう。
(4)42と38、40を基準に考えると、42=40+2、38=40-2となりますね。
(5)と(6)は同じ考え方でできる問題です。共通因数がありますので、共通因数をくくり出してみましょう。
.
問題の解説と解答
上のヒントが解説になっています。ヒントを見て、計算方法を確認していきましょう。
※見えにくい場合は拡大してご覧ください。
.
因数分解の利用<式の値を求める例題>
まずは下の問題を解いてみましょう。
やり方は自分次第でOK!
.
問題の解説と解答
問題の考え方は【↓】
※見えにくい場合は拡大してご覧ください。
【解答】(1)97 (2)-129 (3)80 (4)100
どのように計算をしても、最終的に答の数字にたどり着ければOKです。
例えば(1)の問題は最初から代入しても計算自体はカンタンです。
勉強中は【↑】のようなやり方で、こんなやり方もあるという事を覚えつつ、テストなどで悩んでいる時間があるなら、早く解ける方法で解いてしまいましょう!
色々な考え方ができるようになるために、色んなやり方でチャレンジしてみてくださいね^^
.