中学生の数学 ~わからない!をなくす勉強法~

今回は中学生の数学の勉強法についてお話をしていきます。
今まで色んな中学生やその保護者の方と話してきた経験から、ピックアップして話していきます。
少しでも役に立てると嬉しいです^^

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中学生の数学 わからない!をなくす勉強法

数学は、章ごとに勉強内容が変わるのではなく、次の章へとつながる内容になっていることを認識しておきましょう。

中学1年生なら、【正負の数】の計算や内容の理解できていないと、中学の数学は‥全滅に近いですね。いや、脅すようなこと言ってごめんなさい。でも、本当に【正負の数】はそれだけ重要ってことです。

次の章へとつながる内容になっているというのは・・・【正負の数】ができるから【文字式】の計算ができますし、【文字式】の計算や内容が理解できるから【1次方程式】が理解できます。【1次方程式】ができるから「比例」や「反比例」の【関数】ができる。というように、章ごとに勉強内容が変わるのではなく『前の章からつながっている』のです。

何となく漠然としていてわかりにくいなぁ‥という人は個別のページを参考にしてください。問題が出来ない時、どういうところを見直せばいいのか、分かるようにしていく予定ですので^^;

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中学生の数学 基本的な勉強法

数学の基本的な勉強法は『基本を理解して覚える』ことと『問題を解く』ことの2つです。
計算なら、計算の基本ルールを覚えて、早く正確にできるように問題に取り組みます。方程式や関数も、基本ルールを理解して覚え、問題に取り組みます。
問題は基本的には学校ワークを使えばOKです。色々な学校ワークがありますが、学校ワークが自分が通っている学校の基準だと思って取り組みましょう。

「知っている」から「理解している」そして「できる(使える)」と、段階があります。
「知っている」と「理解している」の差が大きいのはすぐに想像ができると思います。では、「理解している」と「できる」の差は解りますか?
ここが実感しにくいところだと思うのですが、「理解している」と「できる」の差はかなり大きいので、理解できたと思ったら「やってみる」ことが大切です。

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中学生の数学勉強法 注意するところ

箇条書きに注意点を挙げていきます。
●勉強の中心は問題を解くこと
●問題を解いたら。スグに丸つけをする
●間違えた問題は答えや解説を見て理解する
 ※理解できなかった問題は先生や友達に教えてもらう
●間違えた問題はなぜ間違えたのかを考える
●間違えた問題は解きなおして「できる」ようにする
●正解した問題でもあいまいな部分は確認しておく
●答え写しはしない
●「解き方」よりも「考え方」を重視する

思いつくままに挙げてみました。
「理解」して「解きなおす」ということができれば、ほぼ大丈夫です。

※理解が出来ない!という人は下の項目を参考にしてください。
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中学生の数学勉強法 理解できない!というとき

中学生の数学では「知ってて当たり前だよね?」くらいの感じで、学校の授業では教えてくれない内容もあります。
「割合」や「平均」、「単位の変更」なんかは小学校で覚えてきたでしょ?‥くらいの感じです^^;

だから、中学生の数学で「解らない」「理解できない」というときは、「どこが解らないのか」を知る必要があります。
どうするかというと、問題を細分化して、「これは知ってる?理解できる?」「こっちは?」‥というように、一つ一つ確認して『つまづきポイント』を特定します。そして、その原因を解消していくんです。

理解できない生徒は、問題文の意味がわからないという場合も多いので、言葉(用語)の意味を覚えているかどうかのチェックも必要です。

コチラも何となく漠然としていてわかりにくいなぁ‥という人は個別のページを参考にしてください。問題が出来ない時、どういうところを見直せばいいのか、分かるようにしていく予定ですので^^;

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数学の勉強法 勘違いしていませんか?

中学生の数学

公立の中学校の数学では、基本的な問題が中心で難しい応用問題は少ないということ。
何を基本的な問題とし、何を難しい応用問題とするか‥という問題もあるのですが、『学校ワークに載っている問題の90~95%は基本的な問題だ』くらいに考えていただいて差し支えないと思います。(すべての学校ワークを確認したわけではないので‥)

だから、学校ワークは『100%できるようにする』が無理な人でも、80~90%くらいの問題は繰り返し解いてできるように
しておきましょう。
ちなみに、塾生が使っている学校ワークは100%基本的な問題ですので、塾生には『学校ワークは100%できるように理解と解きなおしをしましょう』と言っています。

【同じ問題はテストでは出ない】解きなおすのは「できる(知識を使える)」ようにするためですので、その問題のやり方だけを覚えるのでは意味がない‥ということも覚えておきましょう。

数学の学習は、基礎基本を完璧にして、それを使える(応用できる)ようにすることと考えて学習に取り組んでくださいね^^
『問題の解きかたを覚える学習』は、覚える(暗記する)ことが多くなりすぎてしまうので、おススメできません。

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