資料の分析と活用~問題と解説~【中学1年生の数学】

今回は資料の分析と活用(資料の整理)の問題と解説になります。
基本的なことを見直したい人は資料の分析と活用~1~/資料の分析と活用~2~をご覧ください!

この記事は中学1年生向けです。中学3年生の受験対策用としてもご利用ください。

資料の分析と活用~問題と解説~

この「資料の分析と活用」という分野も問題は色々なパターンが考えられます。
今回の問題は基本的な問題になっていますが、入試問題では、基本問題と割合との複合問題等で出題されることもありますので、まずは基本問題をシッカリと解けるようにしておきましょう!

※ 基本問題をシッカリ理解しておけば、組合せた時(応用問題)にも対応できます。

 

資料の分析と活用 問題

今回はグラフや表も入っていますので、PDFのみです。
問題⇒ 資料の分析と活用(資料の整理)問題

 

資料の分析と活用 解答と解説

問題に取り組むときの流れは・・・

1.問題を解く=自分で考える

2.丸つけをする
  ※間違えた問題はハッキリと×をつける。×印は後で見直す目印です!

3.間違えた問題、できなかった問題、あやふやだった問題は解説を読んで理解する。

4.解説を見ずにやり直す。

※注意※ 解説を見ながら問題を解くと自分の力になりにくいので、解説を見ないで解くようにしましょう!同じように勉強をしていても、少しの違いが大きな差になります。せっかく勉強するのですから、シッカリと自分の力になるような勉強をしていきましょう!

 

【1】の解説

(1)は解説はいりませんね。度数分布表です。
(2)階級値は階級の幅の真ん中ですので、(70+80)÷2=75
(3)ココも解説はいりませんね。階級の幅は10点です。

(4)最頻値(さいひんち)、モードとも言います。最頻値はその資料で最も頻繁に出てくる数字(階級値)となります。
この問題で一番多い階級は80以上90未満ですので、その階級値である85が答えになります。

(5)中央値=メジアンは、ちょうど真ん中の値です。何の真ん中の値なのかというと、度数(人)の真ん中の人の点数です。
今回は度数(人)の合計が33ですので、ちょうど真ん中の17人目の人が入っている階級の階級値が中央値となります。
中央値:75

 

【2】の解説

(1)このヒストグラムを見ると、130-150-170という数字が並んでいますが、130-150の間で2つに分かれていますので階級の幅は10cmと見て取れます。

(2)最頻値(モード)は一番度数が多い階級の階級値ですので、150以上160未満の階級の階級値155cmという事になります。

(3)中央値(メジアン)は、度数の合計(人)のちょうど真ん中の人の階級値になります。今回は度数をすべて足すと40(人)となります。このような場合、真中の2人(20番目)と(21番目)の階級値を足して2で割って求めます。
今回の問題は(20番目)と(21番目)は同じ階級にいますので、その階級がそのまま答えになります。
中央値:155cm

 

【3】の解説

(1)中央値(メジアン)は資料のちょうど真ん中の値ですが、この問題のように偶数の資料の場合は、真中の2つの値を足して2で割ります。今回真中になるのが「4」と「5」ですので(4+5)÷2=4.5 となります。
中央値:4.5

(2)最頻値(モード)は最も頻繁に出てくる値です。この資料の中では「6」が3つあります。他の数字は2つ以下ですので、「6」が最頻値という事になります。
最頻値:

 

【4】の解説

「10gの単位まで測れる」という事は「一の位で四捨五入してある」と考えましょう。
答え:645≦a<655

 

【5】の解説

コチラは解説不要ですね!

(1)$ 3.26×10^5 $

(2)$ 5.60×10 $

 

今回の問題は、本当に基礎基本の問題ですので、解説を読んでも分からないという人は資料の分析と活用~1~/資料の分析と活用~2~で復習しておきましょう!